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Apple Developer News

App Storeに「新しいクリエイティブアセット」が今秋登場へ、Appleがデザインガイドラインと各種テンプレートを公開

要点

  • Appleは、App Storeでアプリの魅力をより豊かに表現する「新しいクリエイティブアセット」の今秋導入に向けた詳細情報を公開した。

  • 実際の操作画面という制約を超え、ブランドの特色や季節限定のキャンペーンなどをビジュアルで自由に表現可能になる。

  • アセットは、製品ページのヘッダーや検索結果、アプリ内イベント(In-App Events)など、ストア内の複数の場所に表示される。

  • 開発者が事前準備を進められるよう、制作の推奨事項をまとめたベストプラクティスや、主要デザインツール向けのテンプレートが提供された。

  • Appleは2026年8月5日、App Storeにおいてアプリやゲームのマーケティングを強化するための新たな視覚素材「クリエイティブアセット」の導入計画を進めていることを発表した。この取り組みは、同社が2026年6月に発表していたストア機能強化の一環である。今秋に予定されている正式展開に向け、アプリ開発者が早期に画像や動画の制作を開始できるよう、効果的なデザイン指針をまとめたベストプラクティスや、デザイン用テンプレートの公開が開始された。

アプリ画面にとどまらない自由なビジュアル表現

今回の発表により、開発者はApp Store上で自社のアプリやゲームをより多彩な方法でアピールできるようになる。

これまでApp Storeで提供されてきた画像アセットは、実際のアプリを使用している様子をそのまま伝えるスクリーンショット(アプリ内の使用画面を示すビジュアル)が中心であった。これに対し、今回導入される新しいクリエイティブアセットでは、実際の動作画面という制約に縛られることなく、ブランドイメージや季節限定のキャンペーン、最新のコンテンツなどを強調したビジュアルを作成できる。これにより、開発者は製品の特色をより鮮明に打ち出し、その時々で最もアピールしたい情報を自由に伝えることが可能になると説明している。従来の制限を取り払った自由なビジュアル表現は、アプリの魅力を伝える上で強力なアピール手段となりそうだ。

ストア内の多様なタッチポイントで表示

新しいクリエイティブアセットは、ユーザーがアプリを発見し、詳細を確認するまでの様々な場面で目にする場所に配置される設計となっている。

具体的には、個々のアプリの詳細情報が掲載されている「製品ページ」の最上部にあるヘッダーエリアに適用される。さらに、ユーザーが特定のキーワードでアプリを検索した際に表示される「検索結果」の画面にも露出する。加えて、アプリ内イベント(In-App Events:アプリ内で期間限定で開催されるイベントやライブ配信などの催しをApp Store上でアピールする機能)の表示スペースなど、ストア内の複数の重要エリアで活用できる。これらの配置オプションにより、ユーザーは製品ページを訪れる前や、検索を実行した段階など、異なるステップで魅力的なビジュアルに触れることになる。

秋のローンチに向けた開発者支援

Appleは、今秋に控える正式なローンチ(製品の一般向け提供開始)に向け、開発者が早期に画像や動画の作成を開始できるよう、具体的な制作サポート資材を提供している。

その一つが、今回公開された「ベストプラクティス」(効果的かつ適切な制作を行うための推奨事項がまとめられた指針)である。開発者はこれを参照することで、どのようなアプローチがユーザーの興味を引きやすいか、また視覚的にどのような構成が望ましいかを事前に把握し、計画的に制作を進めることができる。

さらに、デザイナーや制作担当者が直接作業を行えるよう、主要なデザイン制作ソフトウェアで使用できる専用のテンプレートも無償で配布されている。このテンプレートは、Figma(ブラウザ上で共同作業ができるデザインツール)、Photoshop(写真編集やグラフィック作成の業界標準ソフト)、そしてPixelmator(macOSなどのApple製品向けに最適化された画像編集ツール)に対応している。これらを利用することで、開発者は仕様に適合した寸法のファイルを容易に作成でき、制作プロセスを効率化できるとしている。

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