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Cursor Changelog

Cursor、開発基盤向け「Origin App Marketplace」を公開 20以上の外部ツールと連携可能に

要点

  • Cursorが同社の開発基盤「Origin」において、外部アプリケーションと連携できる「Origin App Marketplace」を開設した。

  • デプロイ、CI、コードレビュー、セキュリティ、監視、プロジェクト管理の6分野で、CloudflareやLinearなど20以上のツールとの統合に対応した。

  • 同日より外部の開発チームからのパブリック申請の受付を開始し、誰でもOrigin向けアプリを開発・公開できるようになった。

  • アプリ開発者向けにOrigin APIやWebhook連携の仕様を公開したほか、既存ツールの移植を支援する専用プラグインも提供されている。

  • AIコードエディタなどを開発するCursorは2026年10月13日、同社の開発プラットフォーム「Origin」において、各種開発支援ツールと連携可能な「Origin App Marketplace」の提供を開始したと発表した。発表時点ですでに20を超える外部サービスとの統合に対応しているほか、同日よりサードパーティの開発チームに向けたアプリの登録申請の受付も開始されたという。

開発スタックを網羅する6分野・20以上の連携アプリ

Origin App Marketplaceは、ソフトウェア開発のライフサイクルで利用される多様なツールをOrigin上でシームレスに利用可能にすることを目指したマーケットプレイスである。ローンチ時点で、デプロイ、CI、コードレビュー、セキュリティ、モニタリング、プロジェクト管理という主要な6つのカテゴリにおいて、提携パートナーを含む20以上のアプリケーションがラインナップされている。

具体的に提供されている分野と連携ツールは以下の通りである。

デプロイ分野では、Cloudflare、Netlify、Render、Spacelift、Vercelの5つのサービスに対応した。インフラやホスティング環境への展開作業をOrigin環境と連携させることが可能になる。

CI(継続的インテグレーション:コード変更時のビルドやテストを自動化する仕組み)の領域では、Buildkite、CircleCI、CloudBees(Enterprise Jenkinsとの連携)、Depot、EngFlow、Namespace、RWXといった多様なビルド・実行基盤が揃えられた。

コードレビュー分野では、レビュー支援ツールであるCodeRabbitやGreptile、そしてTenkiの3つのアプリが提供されている。

セキュリティ分野では、Artemis Security、Semgrep、Socket Security、Upwindの4つのツールと連携した。静的解析や依存関係の脆弱性検知、ランタイムセキュリティなどの機能がカバーされる。

さらにモニタリング(稼働監視やエラー追跡)分野ではSentryが、プロジェクト管理分野ではタスク管理ツールのLinearがそれぞれ連携対象として名を連ねている。

一般開発者へのエコシステム開放とアプリ公開までの流れ

Cursorは今回の発表と同時に、Origin App Marketplaceへのパブリック申請の受付を正式に開始したことを明らかにした。これにより、開発者向けツールを構築しているあらゆるチームが、自社のサービスをOrigin向けアプリとして開発し、マーケットプレイス上で公開できるようになった。

外部の開発者がOrigin向けにアプリを開発・提出するプロセスについて、Cursorは以下の4つのステップを案内している。

  1. アプリの作成: 自身のネームスペース(管理領域)内でアプリを作成する。開発作業を進めている間は、そのネームスペース内でのみ利用可能なプライベートな状態が保たれる。
  2. Origin APIへの準拠と機能実装: 「Origin API」に準拠したビルドを行う。認証にはアプリJWT(JSON Web Token:署名付きで安全に情報をやり取りするトークン規格)およびインストールアクセストークンが用いられる。アプリはWebhook(イベント発生をトリガーとしてリアルタイムに通知を受け取る仕組み)イベントを受信できるほか、チェック実行結果(check runs)の書き込み、プルリクエストに対するコメントやコードレビューの投稿といったアクションを実行可能である。
  3. パブリック化と審査への提出: アプリの設定をパブリックに変更した上で、管理画面から提出を行う。提出時には、URLに用いられる識別子であるスラッグ(slug)、推奨タグ、そしてデモ動画の添付が必要とされる。デモ動画には、アプリのインストールとアンインストールの手順、およびコアとなる製品機能のフローが含まれている必要がある。
  4. レビューと掲載: Cursor側による審査が行われ、承認されるとマーケットプレイス上に正式に掲載される。

開発ドキュメントと移植を支援する専用プラグインの提供

Origin向けアプリを開発するエンジニアに向け、Cursorは公開手順をまとめたパブリッシングガイドや、Origin APIのリファレンスドキュメントを公開している。

また開発支援の取り組みとして、GitHub上で「Origin Apps plugin」の提供も開始された。このプラグインは、最新のOrigin API公式ドキュメントを参照しながら開発者の質問に回答する機能を持つほか、開発者がすでに運用している既存のツールをOrigin向けに移植するための計画立案を支援するという。

利用者は現在、Origin App Marketplace上で公開されている各種アプリを即座に試すことが可能となっている。

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