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GitHub Copilot Changelog

GitHub Copilot、法人向け「グローバルモデルポリシー」の適用を開始 未設定モデルの扱いを統一

要点

  • 米GitHubは、Copilot BusinessおよびEnterprise向けに「グローバルモデルポリシー」の順次適用を開始した。

  • 未設定のモデルや今後追加される正式提供モデルは、組織のデフォルト設定を自動で継承する。

  • 管理者が個別に行った明示的な有効・無効設定は維持され、自動変更されることはない。

  • DeepSeekなどのオープンウェイトモデルやデータ保持契約対象外のモデルは、デフォルトで無効化される。

  • 各モデルの状態は4つに整理され、GitHubは今後さらなる明示的な設定方式への改定も検討している。

  • 米GitHubは現地時間2026年8月26日、AI支援機能「GitHub Copilot」の法人プラン向けに、一般提供(GA:広く正式に提供される段階)モデルの利用可否を一括管理する「グローバルモデルポリシー」の適用を開始したと発表した。適用は9月1日にかけて段階的に行われ、組織ごとに順次反映される。これにより、未設定モデルの挙動が標準化され、管理者の運用負担軽減が図られる。

段階的な適用スケジュールと対象モデル

GitHubは2026年7月、Copilot BusinessおよびCopilot Enterpriseの契約企業に向けて、一般提供モデルのデフォルト利用方針を発表していた。今回の発表は、そのポリシーの強制適用を本格的に開始するものだ。

展開は2026年8月26日から9月1日にかけて進められ、組織ごとに適用時期が異なる。対象となるのは法人プランで提供される一般提供モデル群であり、未設定だった既存モデルや今後新たに追加される一般提供モデルは、グローバルポリシーの状態を自動で引き継ぐ。

ポリシーの自動継承と個別設定の保護

新ポリシーが有効になると、未設定モデルのステータスは「デフォルトポリシーへの委任(Delegate to default policy)」へ切り替わる。組織のポリシーが既定値である「有効」の場合、それらのモデルはユーザー向けに自動で利用可能となる。

この委任ステータスは動的であり、グローバルポリシーを変更すれば対象モデルも即座に追従する。一方で、管理者が個別に有効化・無効化した明示的な設定は保持され、上書きされることはない。管理者は自らの裁量で、個別モデルに対する恒久的な設定をいつでも行える。

オープンウェイトモデル等に対する除外措置

すべてのモデルが無条件で自動有効化されるわけではない。データ保護や規約の観点から、一部モデルはデフォルト有効化の対象外とされている。

「DeepSeek」や「Kimi K2」といったオープンウェイトモデル(AIの学習済み重みデータが公開されているモデル)や、「Fable 5」のようにGitHubのデータ保持契約(データ保管条件を定めた規約)が適用されないモデルがこれに当たる。これらは組織のポリシー設定にかかわらず、初期状態で必ず「無効」となる。

4つの管理状態と今後の改定方針

ロールアウト完了後、各モデルの設定画面には以下の4つの状態のいずれかが表示される。

  • Enabled(有効):明示的にオンに設定された状態
  • Disabled(無効):明示的にオフに設定された状態
  • Delegate to enterprise teams/apps or organizations(Enterpriseチーム/アプリ、またはOrganizationへ委任):所属組織やチームから設定を継承した状態
  • Delegate to default policy(デフォルトポリシーへ委任):デフォルト有効化ポリシーに従う状態

GitHubはコミュニティ(GitHub Community)でフィードバックを募集しており、今後は「デフォルトポリシーへの委任」を廃止し、グローバルポリシー自体を「明示的な決定」として設定させる方式への変更も検討しているという。推測による適用をなくし、意図的な選択を徹底する狙いだと説明している。

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