GitHub Copilotが週次アップデートを公開、新AIモデルの追加やローカルサンドボックス機能などを発表
要点
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GitHubは「GitHub Copilot」の週次アップデートを公開し、Claude Opus 5.5やGPT-6 Sol/Luna、Grok 4.7などの最新モデルを各プランに追加した。
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デスクトップ向けCopilotアプリにおいて、エージェントによるファイルや認証情報へのアクセスを制限する「ローカルサンドボックス」のパブリックプレビューが開始された。
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SlackおよびMicrosoft Teamsとの連携では、会話途中でのモデル切り替えや類似Issueの重複検知などの機能強化が行われた。
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JetBrainsやVS Code環境向けにも、低リスク操作の自動承認やDev Containers環境でのエージェント実行など、作業効率を高める改善が実施された。
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米GitHubは2026年9月25日、同社が提供するAIコーディング支援ツール「GitHub Copilot」に関する最新の週次アップデート情報を公式チェンジログで公開した。今回のリリースでは、複数の最新AIモデルの追加をはじめ、デスクトップアプリにおけるセキュリティ機能の強化、ビジネスチャットツール連携、主要統合開発環境(IDE)向けの改善など、多岐にわたる新機能が発表されている。各機能は対象となるプランや環境に向けて順次提供される。
利用可能なAIモデルのラインナップ拡充
今回のアップデートにより、GitHub Copilot上で利用可能なAIモデルの選択肢が大幅に追加された。
まず、「Claude Opus 5.5」および「GPT-6 Sol」が、Copilot Pro+、Copilot Max、Copilot Business、Copilot Enterpriseの各プラン向けに提供開始された。また、「GPT-6 Luna」ならびに「Grok 4.7」については、個人向けのCopilot Proを含む、Copilot Pro、Pro+、Max、Business、Enterpriseの全プランで利用可能となった。ユーザーは契約しているプランや作業内容に応じて、これらの最新モデルを選択できるようになる。
Copilotアプリにおける安全性と監視機能の強化
デスクトップ向けの「GitHub Copilot app」においては、エージェント機能の安全性と運用性を高める2つの機能が追加された。
1つ目は、エージェントのアクセス範囲を制御する「ローカルサンドボックス(local sandboxing)」機能のパブリックプレビュー公開である。この機能により、AIエージェントがアクセスできるファイル、ネットワーク通信、および認証情報(クレデンシャル)をローカル環境上で制限することが可能になる。
2つ目は、分散トレーシング規格である「OpenTelemetry」への対応だ。企業の管理設定(enterprise-managed settings)を通じて設定を行うことで、既存の監視ツールを活用してエージェントの活動状況を追跡できるようになるとしている。
SlackおよびMicrosoft Teams連携の改善
ビジネスチャットツールであるSlackおよびMicrosoft Teams上で動作するGitHub Copilotに関しても、複数の機能改善が実施された。
チャット内でのモデル選択機能が強化され、タスクごとに最適なAIモデルを指定できるようになった。会話の途中でモデルを切り替えた場合でも、そのスレッド内の以降のやり取りでは選択したモデルが維持される。さらにSlack環境においては、チャンネルごとのデフォルトモデルを設定することも可能となった。
また、Issue作成時の重複防止機能が追加された。Copilotが新しいIssueを作成する前に既存の類似Issueが存在しないかを確認し、同一内容の重複作成を自動で回避する。
このほか、長時間のタスク実行における追跡性が向上している。実装計画(implementation plan)のステータス表示が明確化されたほか、応答が途切れたり古くなったりした場合の復旧処理の改善、アイドル状態になった会話からの再接続動作の安定化が図られた。さらにSlack上では、対応ファイルや添付ファイル、メッセージリンクをCopilotと共有して、より多くのコンテキストを渡せるようになったという。
JetBrains環境におけるエージェントセッションの機能強化
JetBrains製IDE向けのCopilotプラグインでは、エージェントセッションを中心としたアップデートが行われている。
エージェントセッション向けの「アシステッド承認(Assisted approvals)」がパブリックプレビューとして提供開始された。この機能は、リスクの低いツール呼び出し(tool calls)を自動的に承認し、よりリスクの高い操作が必要な場合にのみユーザーへ承認を求める仕組みである。
また、過去に送信したメッセージを編集して指示を修正する機能も強化された。メッセージを再送信する際、会話の履歴だけでなく、それまでに行われたファイル変更も過去の時点まで巻き戻した上で、新しい指示に基づく処理が再実行される。
加えて、組織やエンタープライズ単位で共有されたカスタムスキル、および組織管理のカスタム指示(custom instructions)が、ローカルセッションおよびCopilotエージェントセッションの双方で利用可能となった。
VS Code 1.139におけるエージェント実行とUI改善
「VS Code 1.139」リリースに伴い、Visual Studio Code上のCopilotにも複数のアップデートが導入された。
リモート開発環境への対応として、SSH、Tunnel、WSL(Windows Subsystem for Linux)上の「Dev Containers」環境においてエージェントを実行可能となった。リモートプロジェクト内にインストールされたツールや依存関係を直接活用しながらエージェントが動作する仕組みで、サポートは順次展開されている。
セッション一覧の整理機能も強化された。表示をコンパクトにする「Compact View」や、空のグループを非表示にするフィルター機能が追加されたほか、一覧画面から直接セッションやチャットの名前を変更できるようになった。
さらに、セッション内のレイアウトオプションがプレビューとして追加された。会話履歴を保持したまま、個別のチャットタブで表示するか、単一のアクティブチャットビューで表示するかを選択できる仕様となっている。
補足
GitHub Copilotは、個人開発者からエンタープライズまで多様なプランで展開されているAIコーディング支援ツールである。今回発表された各機能の詳細や設定手順については、GitHub Changelogおよび公式ドキュメントに記載されている。