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GitHub Copilot Changelog

GitHub Copilotが最新アップデートを公開、Jira連携や「Project HydraFusion」によるモデル自動最適化などを追加

要点

  • 米GitHubは「GitHub Copilot」の週間アップデートを公開し、アプリ版における「Jira」連携やCLI向けの新機能を発表した。
  • コマンドライン環境「GitHub Copilot CLI」には、タスクに応じて複数モデルを自動選択する実験的機能「Project HydraFusion」が追加された。
  • 「Visual Studio Code」向けには、エージェントタスクの定期実行機能がパブリックプレビューとして提供開始されたほか、音声対話機能などが実験的機能として導入された。
  • 「JetBrains」環境向けには、企業管理者がセキュリティやアクセス範囲を一元制御できるサンドボックス機能がパブリックプレビューとなった。

米GitHubは2026年9月10日(現地時間)、AI開発支援ツール「GitHub Copilot」に関する最新の週間アップデート情報を公開した。今回の更新では、デスクトップ向け「GitHub Copilot app」へのプロジェクト管理ツール「Jira」の統合や、コマンドライン環境「GitHub Copilot CLI」におけるモデル最適化機能「Project HydraFusion」の提供などが明らかになっている。

あわせて、開発現場で広く利用されている「Visual Studio Code(VS Code)」および「JetBrains」製IDE向けにも、自動化機能の拡充やエンタープライズ向けの管理制御機能がそれぞれ追加された。

Copilot app:Jiraの課題管理からPR作成まで文脈を引き継ぐ新機能

デスクトップ向けの「GitHub Copilot app」では、Atlassianが提供するプロジェクト・課題管理ツール「Jira」との連携機能が導入された。

本機能により、開発チームはJiraのIssue(課題チケット)をCopilot app上の共有キャンバスへ直接取り込むことが可能になる。取り込んだ課題の中から着手する項目を選択すると、Copilotがその文脈情報(コンテキスト)を保持したまま、原因調査からコード実装、さらにはプルリクエスト(コード変更の統合要求)の準備に至る一連の作業を継続して支援する仕組みとなっている。

これにより、プロジェクト管理ツールとコーディング環境の間で情報を手動でコピー&ペーストする手間を省き、タスクの着手から納品までの流れを円滑に進められるという。

Copilot CLI:「Project HydraFusion」によるモデルの自動ルーティング

コマンドラインからAI機能を利用できる「GitHub Copilot CLI」では、新機能「Project HydraFusion」が実験的機能(/experimental)として追加された。

Project HydraFusionは、ローカル環境で動作するモデル、クラウド上のモデル、複数のモデルを組み合わせた複合モデルの間で、自動的なセマンティックルーティング(入力内容の意味や文脈を解析して最適な処理先に振り分ける仕組み)を実現する技術である。利用者は通常のモデルを選択するのと同様にHydraFusionを指定するだけで、AI側がタスクごとに性能(パフォーマンス)、コスト、処理遅延(レイテンシ)のバランスを考慮し、最も適したワークフローを自律的に選択して実行する。

個々のタスクの性質に合わせてユーザー自身がモデルを細かく切り替える必要がなくなり、効率的なリソース利用が可能になると説明されている。

VS Code(1.137):エージェント自動化のプレビューと音声操作の実験

エディタ「Visual Studio Code」のバージョン1.137向けアップデートでは、AIエージェントに関する複数の新機能が追加された。

まず、自動化機能(Automations)を通じて、エージェントによるタスク実行を定期的にスケジュールできる機能がパブリックプレビュー(正式提供前に一般ユーザーへ公開してフィードバックを募る段階)として提供開始された。タスクの実行間隔は毎時、毎日、毎週のほか、オンデマンドでの即時実行にも対応している。

さらに、実験的機能として「音声モード(Voice mode)」が導入された。これにより、Copilotがコードの編集や生成作業を行っている最中に、音声を使って話しかけたり、処理に割り込んで指示を方向転換させたりすることが可能になる。

加えて、対象のリポジトリをエディタで開いていない状態であっても、「Agents」ウィンドウから直接Issueやプルリクエストの詳細内容を確認・レビューできる機能も実験的に追加されている。

JetBrains IDE:企業向け集中管理サンドボックスが公開

「JetBrains」製IDE向けのCopilotプラグインにおいては、エンタープライズ管理者向けの集中管理型サンドボックス機能がパブリックプレビューとして公開された。サンドボックスとは、外部への影響を制限して安全にプログラムを実行できる隔離環境を指す。

この機能により、組織の管理者は一元化された管理ポリシーを通じて、開発者が利用するCopilotのサンドボックス動作を詳細に設定できる。具体的には、サンドボックス自体の有効・無効の切り替えをはじめ、ファイルシステムやネットワークへのアクセス制限、プロキシ設定、開発者ツールへのアクセス許可、macOSのキーチェーンへのアクセス制御などを一括して管理可能となっている。

企業のセキュリティ要件に合わせた厳格なアクセス制御を適用することで、大規模な組織でも安全にAIコーディング環境を運用できるよう配慮されている。

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