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GitHub Copilot Changelog

GitHub CopilotのJetBrains向けプラグインが更新、企業向けサンドボックス管理やCLI連携機能などを追加

要点

  • 企業管理者がJetBrains IDE上のGitHub Copilotサンドボックス動作を一元管理できる機能がパブリックプレビューとして提供された。

  • ターミナルのCopilot CLIとIDEを接続し、エディタ側のコンテキストや環境変数をCLIセッションに同期する機能が追加された。

  • 次の編集候補を提示する機能において複数ファイル間をカーソル移動できるようになり、チャット機能ではプロジェクト全体のファイル群をコンテキストに指定可能となった。

  • 組み込みサブエージェントのモデル選択やMCPサーバー連携の信頼性向上に加え、OpenTelemetry設定が全ユーザー向けに一般提供された。

  • 米GitHubは2026年9月8日、JetBrains IDE向けプラグイン「GitHub Copilot」の最新アップデートを公開した。企業向けセキュリティ制御の強化をはじめ、ターミナル環境とIDEの連携機能、コーディング支援機能の拡張など、多岐にわたる機能追加と品質改善が行われている。

企業向けサンドボックス管理とポリシー診断

今回の更新では、企業のシステム管理者がJetBrains IDE上のGitHub Copilotにおけるサンドボックス(外部環境から隔離された安全な実行領域)の動作を一元的に設定できるポリシー管理機能がパブリックプレビューとして導入された。

管理者はサンドボックスの有効化に加え、ファイルシステムやネットワークへのアクセス、プロキシ設定、開発ツールの利用、macOS Keychainへのアクセスなどを集中制御できるという。組織によって設定された制限はユーザー個人の設定よりも優先され、IDE上では該当する設定項目がロックされるとともに組織管理下にあることが明示される。なお、このサンドボックス設定画面は、組織側で「Editor Preview」機能フラグが有効化されているか、サンドボックスに関する管理ポリシーが設定されている場合にのみ表示される仕組みとなっている。

また、設定された企業ポリシーが開発者の端末上で正常に認識・適用されているかを確認できる診断機能も追加された。これにより、端末の環境が組織の定める要件に適合しているかを容易に検証可能となった。

編集提案のファイル間遷移とチャットコンテキストの拡張

開発者のコーディング作業を支援する機能も強化されている。次の編集内容を予測・提示する機能において、提案内容が複数ファイルにまたがる場合にカーソルを対象ファイルへ直接移動できるようになった。別のファイルに変更が続く場合でも、手動でファイルを探して開く手間を省き、スムーズに編集を適用できるとしている。

さらに、Copilot Chatにおいてプロジェクト全体のファイルやフォルダをコンテキストとして一括追加できる機能が加わった。プロジェクト全体に関係する前提情報をあらかじめ渡すことで、広範囲に影響する修正を行う際にも、関連性の高い回答を得やすくなると説明している。

ターミナルCLIとIDEのセッション統合

ターミナル環境で動作する「GitHub Copilot CLI」とJetBrains IDEを連携させる機能もパブリックプレビューとして提供が開始された。

CLI上で /ide コマンドを実行することで、IDEで開いているファイルの選択範囲や診断情報、ファイル参照といったコンテキストをターミナルセッション側へ同期させることが可能となった。さらに、Copilotのシェルコマンド実行時にIDEターミナルの環境変数やプロジェクトで設定されたPythonインタープリタを参照し、標準的なPython仮想環境を自動的にアクティベートした状態で実行できるようになっている。

エージェント機能の操作性向上と各種不具合の修正

エージェント機能や各種連携に関する操作性・安定性の改善も多数盛り込まれている。

ユーザーインターフェース面では、長文の質問に対応したプロンプトカードの改良や、BYOK(利用者が自身のAPIキーを持ち込む方式)のグループ表示を含むモデル選択画面の刷新が行われた。また、エージェント環境内で動作する組み込みサブエージェントに対してセッション用モデルを指定できるようになったほか、デバッグログをセクション単位でコピーできる機能が追加された。外部ツールと連携する規格であるMCP(Model Context Protocol)の設定画面については、作業中のプロジェクトウィンドウ内で直接開くよう挙動が変更されている。

信頼性向上の面では、MCPサーバーやエージェントセッションにおける認証情報の維持、サーバー状態の復元、GitHub Enterprise環境での認証処理などが強化された。あわせて、ローカルチャット画面が空白になる現象や作業セットの表示不具合、読み取り専用ファイルに対する編集処理の問題、自動圧縮処理後にチャットが応答しなくなる問題など、複数の不具合が修正されている。

なお、今回のリリースに伴い、「GitHub Copilot – Chat」におけるOpenTelemetry(システムの稼働状況やログなどの観測データを収集する標準規格)の設定が全ユーザーを対象に一般提供(GA)となった。

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