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GitHub Copilot Changelog

GitHub Copilotの使用状況APIがアップデート、ClaudeやCodexなど外部エージェントアプリの個別利用データ取得に対応

要点

  • GitHubは「Copilot usage metrics API」を更新し、ワークフロー内で実行される外部エージェントアプリの利用状況を個別エージェントごとに内訳表示できるようにした。

  • 1日および28日の集計レポートに新フィールドが追加され、エージェントごとのジョブ開始数やセッション数が取得可能になった。

  • これまで単一枠に合算されていたエージェント活動が分離され、ツールごとの実際の利用状況や導入効果の比較が容易になる。

  • 既存のAPIレスポンスとの下位互換性が維持されており、エージェントアプリの活動がない期間は該当フィールドが省略される。

  • 米GitHubは2026年8月7日(現地時間)、GitHub Copilotの利用状況データを取得するためのAPI「Copilot usage metrics API」において、サードパーティ製エージェントアプリのアクティビティを個別のエージェント単位で集計・出力する機能を追加したと発表した。この更新は、Enterprise、Organization、Enterprise-User、Organization-Userを対象とした1日および28日の各集計レポートに適用される。

エージェント別の利用状況の可視化と背景

GitHubでは、ClaudeやCodexをはじめとするパートナー企業のエージェントアプリをGitHub上の開発ワークフローに直接組み込んで実行できる機能が提供されている。しかし、これまでの利用状況メトリクスではエージェントによる活動全体が単一の枠(バケット)にまとめて集計されていたため、GitHub純正のCopilotコーディングエージェントによる作業と、外部エージェントによる作業を区別して把握することができなかった。

複数のエージェントツールを併用する開発チームが増えるにつれ、「実際にどのエージェントがどれだけの開発者に利用されているのか」や、「既存ツールの補完として新規導入したエージェントの利用率がどのように推移しているか」といった実態を把握することが難しくなっていたという。今回の変更により、各エージェントの利用状況を個別にトラッキングし、推測ではなく実際の利用実績に基づいたツールの展開計画やライセンス判断が行えるようになると説明されている。

新設されたAPIフィールドと出力内容

今回のアップデートにより、APIレスポンス内に totals_by_3rd_party_agent というオプショナルな配列フィールドが追加された。認識されたエージェントアプリごとに1つのエントリが生成され、以下のデータが含まれる。

  • agent_name:エージェントの表示名。表示名は将来的に変更される可能性があるため、レポート期間をまたいだ集計処理には後述のIDを用いることが推奨されている。
  • agent_id:エージェントごとに割り当てられた恒久的な識別子。異なる集計期間のデータを結合・照合する際のキーとして機能する。
  • user_initiated_interaction_count:ユーザー起点で開始されたエージェントアプリのジョブ開始数。
  • session_count:エージェントアプリのセッション数。この項目はEnterpriseおよびOrganizationの集約レポートにのみ含まれ、ユーザー単位のレポート(Enterprise-UserおよびOrganization-User)では省略される。

なお、同一のエージェントに属する複数のアプリが存在する場合は1つのエントリに集約されるほか、システム側で識別できないエージェントの活動についてはレポートから除外される仕様となっている。

利用時の仕様上の注意点

GitHubは今回の新フィールドに関して、テレメトリの解釈における注意点を挙げている。totals_by_3rd_party_agent の内部に含まれる user_initiated_interaction_count はエージェントアプリのジョブ開始数をカウントしたものであり、トップレベルに存在する同名のフィールド(他のサポート対象テレメトリからの明示的なプロンプト数をカウントする項目)とは別物であるという。両者を単純に合算したり、同一の指標として扱ったりしないよう案内されている。

また、本機能は下位互換性を保つ形で実装されている。既存のフィールド構造はそのまま維持され、対象期間内に認識可能なエージェントアプリの利用実績がなかった場合は、レスポンスから totals_by_3rd_party_agent 配列そのものが省略される。

利用対象とアクセス権限

本メトリクスデータの閲覧およびAPI経由での取得には、組織のCopilot usage metricsポリシーが有効化されている必要がある。その上で、Enterprise owner(企業管理者)、Billing manager(請求管理者)、Organization owner(組織管理者)、または View Copilot Metrics 権限が付与されたカスタムロールを持つユーザーが利用可能となっている。

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