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GitHub Copilot Changelog

GitHub CopilotのSlack・Teams連携が複数リポジトリ横断に対応、文脈理解や安定性も向上

要点

  • GitHub CopilotのSlackおよびMicrosoft Teams連携において、1つの会話内で複数のリポジトリを横断して作業や情報取得を行える新機能が追加された。

  • 複数リポジトリにまたがるプルリクエストの確認や、フロントエンドとバックエンドにまたがるイシューの調査などをチャット上で直接実行できる。

  • メンションの配置場所が自由になったほか、Slackのスレッド情報を文脈として参照できる機能や、リポジトリの切り替えをスムーズにする改善が導入された。

  • 実行エラーの削減やタスク起動処理の改善、通信などの中断から円滑に復帰する仕組みなど、動作の信頼性向上が図られた。

  • GitHubは2026年10月15日、ビジネスチャットツール「Slack」および「Microsoft Teams」向けに提供している「GitHub Copilot」の機能拡張を発表した。今回のアップデートにより、利用者は個別の会話を都度切り替えることなく、単一のチャット上で複数リポジトリにまたがる作業や状況確認を行えるようになったという。あわせて、チャット上での対話体験を円滑にする複数の操作性改善や、ツールの信頼性を高める基盤面の改修も同時に実施されたことが明らかになった。

単一のチャット上で複数リポジトリの横断操作が可能に

今回の機能拡張における中心となるのが、SlackおよびMicrosoft Teamsのチャット画面において、複数のリポジトリ(ソースコードや変更履歴を管理する保管場所)をまたいだ処理を単一の会話内で完結できるようになった点だ。

従来のようにリポジトリごとに個別の会話を立ち上げたり切り替えたりする必要がなくなり、プルリクエスト(開発者が作成したコードの変更や統合を提案する機能)の追跡や、不具合・課題を管理するイシューの調査、プロジェクト全体の進捗確認などを、ひとつのやり取りの中でシームレスに行えるという。

GitHubの発表では、この複数リポジトリ対応によって可能となる具体的な指示の例として、以下の4点が挙げられている。

  • 作業状況の追跡: 複数リポジトリを対象に、自身が担当している未完了のプルリクエストを一覧表示させ、対応が必要なものを強調して提示させる。
  • 更新情報の取得: 管理下にある複数リポジトリ全体で、その週にマージ(コードの統合)が行われたプルリクエストの状況をまとめて確認する。
  • イシューの調査: フロントエンドとバックエンドなど、異なるリポジトリにまたがって発生している問題の原因究明や調査の支援を求める。
  • 進捗の確認: 関連する複数リポジトリで発生した直近のアクティビティを要約し、プロジェクト全体の動向を把握する。

これらの問い合わせは、SlackやMicrosoft Teamsのメッセージ欄から直接行えるため、チャットの会話から離れることなくプロジェクト横断的な状況を把握できると説明している。

対話の柔軟性を高めるUI改善とSlackスレッドの文脈参照

複数リポジトリへの対応に加え、日常的なコミュニケーションを円滑にするための各種改善も導入された。

まず、Copilotを呼び出す際のメンション機能が改良された。これまではメッセージの冒頭に「@GitHub」を記述する必要があったが、今回のアップデートにより、文章の途中や末尾など、メッセージ内の任意の位置にメンションを配置して呼び出すことが可能になったという。これにより、前後の文脈に合わせた自然な文章でCopilotへ指示を出すことができるようになった。

また、チャットのやり取りを続けながら、参照対象とするリポジトリをより柔軟に切り替える機能も強化された。

さらにSlack連携においては、共有されたメッセージやスレッドの内容をCopilotが文脈(コンテキスト)として利用できる機能が向上した。過去のディスカッション内容や詳細な情報を手作業でコピー&ペーストすることなく、既存のスレッドや共有メッセージを参照させた上で指示や質問を行えるようになっている。

エラー低減とタスク復旧プロセスの刷新による信頼性の向上

機能面の拡充と並行して、SlackおよびMicrosoft TeamsにおけるCopilotの動作安定性を高める信頼性向上も実施された。

具体的には、コマンドやタスクを実行する際のエラー発生を抑える改善が加えられたほか、タスクが起動するまでのプロセスが見直されたという。さらに、チャットツール上での通信切断や中断が発生した場合でも、Copilotがよりスムーズに処理を復帰・再開できるように対策が施されたと報告されている。

なお、GitHubは本アップデートに関して、公式フォーラムである「GitHub Community」内のディスカッションページにて利用者からのフィードバックを受け付けている。

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