GitHubの「Copilot code review」が機能拡張、大規模PRへの対応やボット作成PRのフルレビューが可能に
要点
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GitHubは2026年8月27日、コードレビュー機能「Copilot code review」の機能拡張と新機能を発表した。
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従来設定されていた「300ファイルまたは2万行」というプルリクエストのレビュー上限が撤廃された。
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ボットや「Copilot cloud agent」が作成したプルリクエストに対しても、自動レビューや完全なエージェント型レビューが実行可能になった。
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レビューコメントの解決時に「対応済み」「修正しない」「誤り」から理由を選択して送信できる機能が追加された。
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米GitHubは2026年8月27日、AIを活用したコードレビュー機能「Copilot code review」の機能拡張および新機能の追加を発表した。今回のアップデートにより、これまで対応していなかった大規模なプルリクエストやボット作成のプルリクエストがレビュー対象に含まれるようになった。あわせて、提示されたレビューコメントを解決する際に開発者がその理由をフィードバックできる仕組みも導入されている。
300ファイル・2万行の上限を撤廃、大規模な変更もレビュー対象に
「Copilot code review」は、リポジトリに提案されたコード変更の内容を解析し、改善点や潜在的な問題を自動で指摘するコードレビュー支援機能だ。
これまで同機能には、一度にレビューできるプルリクエスト(コードの変更差分を統合するために作成されるリクエスト)のサイズに上限が設けられていた。具体的には「ファイル数が300件以内」あるいは「コード行数が2万行以内」という制限が存在し、これを超える規模の変更に対してはレビューを実行できなかった。
今回のアップデートにより、この300ファイルおよび2万行というサイズ制限が完全に撤廃された。これにより、大規模なリファクタリングや多数のファイルを一括して変更するようなケースであっても、ファイル数や行数の上限を気にすることなくCopilot code reviewによるレビューを受けられるようになったという。
ボット作成PRの自動レビューに対応、Copilot cloud agentのPRもフルレビューが可能に
自動化ツールやボットが作成したプルリクエストへの対応も強化された。
通常、プルリクエストに対して自動レビューを要求する場合、プルリクエストを作成したアカウントのCopilotライセンスに基づいて処理が行われる。しかし、ボットが自動作成したプルリクエストにはCopilotライセンスを持つ個別アカウントが紐づいていないため、従来の仕組みでは自動レビューを適用することができなかった。
今回の機能拡張により、「Copilotライセンスを持たないメンバーにもGitHub.com上でのCopilot code reviewの利用を許可する(Allow members without a Copilot license to use Copilot code review in GitHub.com)」という組織向けポリシーを有効化することで、ボットが作成したプルリクエストに対しても自動レビューを実行できるようになった。この場合の利用料金は、所属する組織(Organization)に対して直接請求される仕組みとなっている。
さらに、GitHubの自律型コーディング機能である「Copilot cloud agent」が作成したプルリクエストへの挙動も改善された。従来は、自動レビュー設定によってCopilot cloud agent作成のプルリクエストにCopilot code reviewが呼び出された場合、限定的な機能のみを提供する制限付きの体験(limited experience)へとフォールバックしていた。今回の変更により、Copilot cloud agentがオープンしたプルリクエストに対しても、完全なエージェント型レビュー(full agentic review)が実施されるようになったとしている。
レビューコメントの解決時に「対応済み」「修正しない」「誤り」の理由を選択可能に
レビュー後のワークフローを改善する新機能として、コメント解決理由(Comment resolution reasons)の送信機能が追加された。
プルリクエスト上でCopilot code reviewが投稿した各コメントの下部には、会話を解決済みとして閉じるための「Resolve conversation」ボタンが配置されている。今回のアップデートでは、このボタンの隣に新しいドロップダウンメニューが新設された。
開発者はコメントを解決する際、以下の3つの選択肢から該当する理由を指定して送信できるようになった。
- Addressed: 指摘された内容に対応した
- Won’t fix: 理由があり意図的に修正を行わない
- Incorrect: Copilot側の指摘内容が誤っている
GitHubによると、これらの理由を選択して送信することは製品チームにとって貴重なフィードバックデータとなり、Copilot code reviewの精度や製品自体のさらなる改善に役立てられると説明している。