Google、学生の夏季休暇と新学期準備を支援するAI活用法を公開 面接対策や学習補助など多様な機能を紹介
要点
- 米Googleは、大学生などの夏季休暇における生産性向上や新学期の準備を支援するため、自社のAIツールを活用した具体的な方法を公開した。
- インターンシップ獲得に向けた支援として、キャリア探索ツール「Career Dreamer」や、検索の作業スペース機能「Canvas in AI Mode」などの活用を提案している。
- 音声対話機能「Gemini Live」を用いた面接練習や、カメラ映像から情報を得る「Search Live」による趣味の学習支援など、日常に役立つ多様なAI機能が紹介された。
大学生の休暇と新学期準備を支えるGoogleのAIツール活用法
米Googleは2026年7月21日、大学生が夏季休暇を活用し、新学期に向けた準備を進めるためのAIツール活用法を公式ブログで発表した。ブログでは、インターンシップ獲得や新スキルの習得、学習目標の達成に向けて、AI機能「Gemini(対話型AIアシスタント)」や「Search(Google検索)」などの具体的な使い方が紹介されている。休暇中のタスクを効率的にこなしつつ、生産性を高めるアプローチとして注目される。
インターンシップ選考に向けたAIによるキャリア支援
発表によると、Googleは学生が秋学期のインターンシップを獲得するためのステップとして、複数のAIツールの活用を提案している。
キャリア模索の段階では、AI支援ツール「Career Dreamer」が役立つという。ユーザーが自身の経験やスキル、興味分野を入力すると、適したキャリアパスを提案する。
応募先の進捗管理には、Google検索の「AI Mode」から起動できる「Canvas」ツールを推奨している。専用ワークスペースで『ニューヨークでのファッション分野のマーケティングインターンシップを追跡するダッシュボードを作って。締め切りや要件も明記して』と指示すると、一覧管理用のダッシュボードを自動構築できる。
履歴書のブラッシュアップには、AIノート作成ツール「Gemini Notebook」を挙げている。インターンシップ探し用のノートを作成し、過去の大学プロジェクトやフィードバック、古い履歴書などをアップロードすると、強みの抽出や、自己PRのための一貫したストーリー構築を支援する。
面接対策には、音声対話機能「Gemini Live」を用いた模擬面接を紹介している。実際の面接のように自然な音声対話が可能で、一般的な質問への回答練習や、話すペース、声のトーンに関するリアルタイムなフィードバックを受けられる。
新しい趣味やスキルの習得における学習支援
Googleはキャリア支援だけでなく、休暇中に新しい趣味やスキルを習得する場面でのAIツールの実用例も示している。
動画学習サービス「YouTube Learning」では、一部の教育用動画に「Ask」ボタンが追加された。動画から離れることなく、内容の確認や要約の生成、簡易クイズの作成などを行える。
実践的なスキル習得には、Googleアプリの「Search Live」が役立つという。検索バー下の「Live」アイコンをタップし、カメラを対象物に向けることで質問ができる。例えば抹茶の道具にカメラを向けて用途を聞いたり、乳製品フリーの抹茶ラテを作るための代替食材の提案を受けたりできる。
スポーツのフォーム改善には、Geminiのビデオ分析機能を提案している。例えば夏季休暇中にピクルボール(テニスに似たラケットスポーツ)を始めた際、プレー動画を基にフォームへのフィードバックを得ることが可能だとしている。
補足
Googleは、これらのジェネレーティブAI(生成AI)を活用した機能について、実験段階の機能であることを付記しており、ユーザーが自身のニーズに合わせて試行錯誤しながら活用することを推奨している。