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GitHub Copilot Changelog

VS Code向け「GitHub Copilot」2026年8月アップデート公開 エージェントセッションの並列化やチャット内全文検索など機能強化

要点

  • 米GitHubは2026年8月31日、VS Code向けGitHub Copilotの2026年8月アップデート内容を公開した。

  • エージェント画面の並列表示や /btw コマンドによるサブ会話、複数ウィンドウ接続などセッション管理機能が大幅に拡充された。

  • チャット履歴の全文検索やスティッキースクロール、モデル別トークン消費量の表示機能が追加された。

  • 統合ブラウザでの要素指定コメントやHTML自動更新、オンデバイスモデルによる多言語音声入力にも対応した。

  • 米GitHubは2026年8月31日、コードエディタ「Visual Studio Code(VS Code)」向けAI支援機能「GitHub Copilot」の2026年8月リリースに関する変更履歴(Changelog)を公開した。今回のアップデートは、2026年8月を通じて提供されたVS Codeのバージョン「v1.132」から「v1.135」までに含まれる機能追加や改善をまとめたものだという。エージェントセッションの管理効率化、会話履歴の検索や変更確認の改善、統合ブラウザおよび音声入力機能のアップデートなど、作業全体の操作性を高める更新が実施されたことが明らかになった。

エージェントセッションの管理と連携機能の強化

エージェントの作業環境を提供する「Agents」ウィンドウでは、関連するチャットの整理や作業追跡を容易にするための新機能が多数導入された。

複数のチャットを左右または上下のグループに並べて配置(サイド・バイ・サイド)できるようになり、エージェントの作業推移を見守ったり複数の回答結果を比較したりすることが可能になった。セッションに復帰した際にも以前の画面レイアウトがそのまま維持される。また、メインのチャットを実行したまま、コンテキスト(文脈情報)やプロンプトキャッシュを共有する独立したサイドチャットを開くコマンド「/btw」が追加された。トランスクリプト(会話ログ)のガター部分に配置されたプロンプトタイムラインコントロールを使えば、特定のプロンプトや関連するファイル変更へ素早く移動できるという。

外部環境や別モデルとの連携性も高められている。VS Code以外の外部アプリケーションで開始されたCopilotやClaudeのエージェントセッションを「Sessions」一覧から確認して継続できるようになったほか、「Agent Host」機能を介して複数のVS Codeウィンドウから同一のエージェントセッションに接続できる。さらに、Copilot Agent Hostセッション内で実験的コマンド「/rubber-duck」を実行すると、別の補完的なモデルに対して見落としやエッジケース(境界条件)の確認を求めることが可能だとしている。

このほか、ClaudeにAPIキーを設定している場合にGitHubへのサインインなしでAgentsウィンドウを開ける実験的設定や、ClaudeセッションにおいてAnthropicサブスクリプションとCopilotサブスクリプションのモデルをいつでも切り替えられる機能、共通規格「Agent Plugins 1.0」に準拠したポータブルなプラグインの導入機能がサポートされた。

チャット操作と変更レビューの利便性向上

チャット機能および生成された変更内容のレビュー環境にも複数の改善が加えられた。

長い会話履歴から必要な情報を素早く見つけ出せるよう、チャットログ全体を対象としたテキスト検索機能が搭載された。大文字・小文字の一致、単語単位での一致、正規表現を利用した高度な検索にも対応している。また、会話をスクロールしても現在のプロンプトが画面上部に固定表示される「スティッキースクロール」機能が導入され、各回答がどのプロンプトに対するものかを見失わずに確認できるようになった。

変更確認に関しては、差分表示とMarkdown編集を統合した実験的ハイブリッドMarkdownエディタが提供されたほか、Agentsウィンドウのパンくずリスト(階層ナビゲーションバー)から通常エディタと差分エディタを直接切り替えられるようになった。チャット内に展開されたターミナル出力はビュー幅のリサイズに応じて自動で折り返し(リフロー)表示される。さらに、応答フッター部分にカーソルを合わせることで、各チャットターンにおけるモデルごとの入力トークン数、キャッシュされた入力トークン数、出力トークン数を視認できるようになっている。

統合ブラウザでのUIフィードバックとHTML自動更新

VS Codeに組み込まれた統合ブラウザでは、Web開発時におけるエージェントへの指示出しや表示確認の手間を軽減する機能が追加された。

Webページ上の複数のHTML要素を選択して注釈(コメント)を付ける機能が加わり、ユーザーはUIに関する具体的な修正要望をまとめてエージェントに提示し、一括で修正を依頼できるようになった。また、ローカルのHTMLファイルがディスク上で変更された際、保存操作やエージェントによる編集内容を検知してブラウザ表示が自動的に再読み込み(リロード)される。日常的にHTMLファイルの編集よりもプレビューを優先するユーザー向けには、エディタ関連付け設定によりHTMLファイルの既定の開き方を統合ブラウザへ設定するオプションも用意された。

オンデバイスモデルによる多言語音声入力

音声入力(ディクテーション)機能も大幅に強化された。端末上で動作するオンデバイスモデルを採用した多言語対応の音声入力が利用可能となり、手動での言語指定に加えてVS Codeによる自動言語検出にも対応する。

また、プロジェクト固有の専門用語や表記ルールに沿った文字起こしが行われるよう、ユーザー単位またはワークスペース単位で整形ルールのカスタマイズ指示を登録できるようになった。ターミナルコマンドの入力時には、発話された句読点を文字通りに書き起こすのではなく、シェル構文を認識して適切なコマンド記号・構文へと自動整形する機能も備わっている。

補足

本アップデートの対象となる各バージョン(VS Code 1.132〜1.135)の詳細なリリースノートは、VS Codeの公式ドキュメントにて公開されている。

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