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GitHub Copilot Changelog

VS Code向けGitHub Copilot、2026年9月アップデートを公開――PR自動マージや定期実行、モデル自動選択などエージェント機能を大幅拡充

要点

  • GitHubは、VS Code向けGitHub Copilotの2026年9月アップデート内容を公開し、コード実装からプルリクエストのマージまでを自律的に進める機能を強化した。

  • モデルやワークフローを自動調整する「HydraFusion」や、定期的な作業を自動実行するスケジューラー機能がプレビュー提供された。

  • レビュー修正やマージコンフリクトの解消をエージェントが代行する「Agent Merge」が追加された。

  • ChatGPTアプリ上のCodex会話をVS Codeでそのまま引き継ぐ機能や、Dev Container環境との連携が実装された。

  • 関連チャットの階層表示やタスクバーへのバッジ通知など、複数セッションの管理機能が改善された。

  • GitHubは2026年10月1日、コードエディタ「Visual Studio Code(VS Code)」向けの「GitHub Copilot」において、2026年9月中に順次配信されたバージョン1.136から1.140の新機能をまとめた変更履歴(Changelog)を公開した。

  • 今回のアップデートでは、AIエージェントを活用した開発ワークフローの効率化に重点が置かれており、コーディングの実装段階からプルリクエスト(コード変更を共有リポジトリへ統合するよう提案・確認する仕組み)のマージ完了に至るまでのプロセスを包括的に支援する機能が多数導入されている。

実装からマージまでを自律支援する新機能

今回のリリースでは、エージェントが開発作業を代行・支援する「Agentsウィンドウ」の機能が大幅に拡充された。

まず、タスクに応じて最適なAIモデルやワークフローを自動的にコーディネートする機能「HydraFusion」がリサーチプレビューとして提供された。対象となるユーザーがプレビュー機能を有効化し、モデル選択メニューからHydraFusionを指定することで、コーディングタスクの内容に合わせて適切なモデルや処理手順が自動選択される仕組みだという。

また、決まった作業を自動化するスケジュール機能「Automations」がプレビューとして導入された。これにより、時間単位、日単位、週単位といった定期スケジュール、あるいは必要に応じたオンデマンドでエージェントにタスクを実行させることが可能になった。タスクの作成は、用意されたテンプレートから始めることも、独自のプロンプト(指示文)を入力して設定することもできる。

さらに、プルリクエストのマージ準備を整える新機能「Agent Merge」がプレビューとして追加された。アクティブなセッションで本機能を有効にすると、エージェントがコードレビューで寄せられた指摘事項への対応、テストなどのチェック失敗に伴う修正、マージコンフリクト(同じ箇所の変更による競合)の解消、ワークフローの再実行などを自律的に処理し、変更をスムーズにメインブランチへ統合できるよう支援するという。

これらに加え、Agentsウィンドウ内のCopilot、Claude、Codexといったエージェントのセッションから直接プルリクエスト作成フォームを開けるようになった。タイトルや説明文の確認・編集、ドラフト設定やマージオプションの選択を行った上で、エディタ上からそのままプルリクエストを作成できる。

複数セッションの整理と通知機能の改善

エージェントとのやり取りが増加することを見据え、セッションの追跡や整理を行うための機能も強化された。

エージェント自身が新しいチャットやセッションを立ち上げる判断を行えるようになったほか、画面上のナビゲーションリンクから元のチャットへ簡単に戻れる仕様となった。セッション一覧画面では、関連するチャットが階層構造で整理されて表示されるため、複雑化した作業履歴も把握しやすくなっている。

作業完了後の管理機能としては、プルリクエストがマージされた後にセッションを「完了」として扱う「Mark as Done」の提案表示や、一覧を整理するための自動クリーンアップ機能がプレビューとして提供された。また、ドックやランチャー、タスクバーのアプリケーションアイコンにバッジを表示する通知機能もプレビュー導入された。これにより、エージェントによる処理結果の出力、ユーザーへの入力要求、プルリクエストのチェック状況といった注意が必要なイベントを即座に確認できるという。

開発環境との統合面では、Agentsウィンドウから「Dev Container(コンテナ技術を用いて開発環境をコード化・共通化する仕組み)」を使ったセッションの直接起動が可能になった。ローカルやリモートのフォルダメニューから「Use Dev Container」を選択することで、SSH接続、Tunnel、WSL(Windows Subsystem for Linux)上のホスト環境を含め、プロジェクトに設定されたツールや依存関係をそのまま利用してエージェントを実行できる。

アプリ間連携とGitHub情報の統合

作業場所やアプリケーションをまたいで開発を継続するための環境整備も進められている。

ワークスペースを開かずに開始した簡易チャットに対して、後からローカルフォルダを紐付けることでプロジェクト固有のコンテキスト(文脈情報)を追加できるようになったほか、ChatGPTアプリで行っていたCodexの会話をVS Code上でそのまま引き継ぎ、コンテキストやファイルをコピー&ペーストすることなくコードベースの作業を開始できる機能が追加された。

チャットの利便性向上としては、エージェントが進行中のチャットに対してメッセージを送信した際にも、実行中のアクティブなターンが中断されないよう動作が改善された。また、「Add Context」機能からGitHubのIssueやプルリクエストを追加したり、新しいセッションの入力欄に該当URLを貼り付けたりするだけで、GitHub上の情報をチャットのコンテキストとして容易に取り込めるようになっている。

補足

本アップデートで案内された各種機能は、2026年9月中に順次配信されたVS Codeバージョン1.136から1.140に対応しており、公式サイトおよびエディタのアップデート機能を通じて最新版を入手できる。

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