自動運転のWaymo、専用設計車両「Ojai」にAIアシスタント「Gemini」を導入 車内操作や周辺案内を音声で提供
要点
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自動運転開発を手がけるWaymoが、専用設計車両「Ojai」に車載AIアシスタントとしてGoogleの「Gemini」を導入した。
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乗客は画面のアイコンをタップして音声で指示を出すことで、エアコンの温度調整や周辺スポットの検索、通過地点の歴史解説などを利用できる。
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車載AIのGeminiは自動運転システム「Waymo Driver」から完全に独立して稼働し、乗客が自ら起動するまで非アクティブ状態を保つ仕様となっている。
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走行を担う運転システムと車内アシスタントを分離することで、安全な自動運転と座席からのハンズフリー操作・情報取得を両立している。
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米Alphabet傘下のWaymoは2026年8月19日、同社の専用設計自動運転車両「Ojai」において、GoogleのAIアシスタント「Gemini」を導入したことを明らかにした。車両の自動走行を担うシステムが安全な走行を維持する一方で、乗客は車内でGeminiを対話型のAIアシスタントとして活用できるようになるという。本機能の提供については、GoogleのGemini公式ブログおよびWaymoの公式ブログ「Waypoint」で詳細が公開されている。
車内ディスプレイと音声による快適なアシスタント体験
今回の機能統合により、Ojai車両に乗車した乗客は、車内に設置された画面上のGeminiアイコンを押すことでアシスタント機能を起動できるようになった。起動後は音声を用いて指示を出すことが可能で、車内環境のコントロールや周辺環境に関する情報の確認が簡単に行えるとしている。
具体的には、車内の空調管理において「エアコンを65度(華氏)にして」と話しかけて設定温度を変更するといった操作に対応している。物理的なボタン操作や画面操作を最小限に抑え、座席に座ったまま声だけで車内設備をコントロールできる仕組みだという。
周辺スポットの検索から歴史的モニュメントの解説まで
Geminiは車内機器の操作にとどまらず、走行中の周辺情報に関する幅広い質問にも対応する。乗客は移動中に「近くにあるおすすめのカフェを探して」と尋ねて近隣の飲食店を見つけたり、車両が通過している場所にある歴史的なモニュメントについて「このモニュメントの歴史を教えて」と質問して背景情報を学んだりすることが可能だという。
移動中の時間を活用して地域の情報や知識に触れられる体験が提供されており、乗客は移動しながら手軽に周囲の状況や見どころを把握できるようになると説明されている。
自動運転システム「Waymo Driver」との完全な独立性
今回の車載AI機能における重要な仕様として、Geminiが自動運転システム「Waymo Driver」から完全に切り離されて動作する点が挙げられている。車両の走行判断や安全なナビゲーションはすべてWaymo Driverが担っており、Geminiが運転操作や走行制御に直接関与することはないとされている。
また、Geminiは乗客が画面上で意図的に起動を選択するまでは完全に非アクティブな状態を維持する設計となっている。乗客が自発的に利用を開始するまで待機状態を保つことで、意図しない作動を防ぐとともに、自動運転車両としての安全性を損なうことなく、座席からの利便性と豊富な情報提供を実現しているという。
専用車両「Ojai」での新たな移動体験
Waymoは、専用設計車両であるOjaiにおいてGeminiを活用可能にすることで、乗客に対してよりパーソナライズされ、便利で手間のない移動空間を提供することを目指していると述べている。
乗客は運転に注意を払う必要がない自動運転車両の車内において、声だけで行える車内調整や移動中の情報収集を通じて、新しい乗車体験を享受できるようになるとのことだ。詳細な情報や最新の取り組みについては、Waymoの公式ブログ「Waypoint」にて案内されている。